5周年へ寄せて ー安田兄

2007年4月29日、快晴の多摩川の河川敷で「サンバでモテたい」という不純な動機で発足したG.R.B.P. mocidade vagabundaが今年5周年を迎えることが出来ました。様々な形で、mvへ参加してくれた方、僕らを素敵なステージへ呼んでくれた方、無理な要望を快く実現してくれたクラブやライブハウスのスタッフの皆さん、そして本当に色々な場所やシチュエーションで乾杯してくれたみなさん、あらゆる「モテ」の衝動を与えてくれた方々、そして、僕らに刺激を与え続けてくれる世界中の音楽に本当に感謝です。
うららかな陽気の海沿いの道を散策しながら歴史的な文化集積地のヨコハマを拠点に決めたり、深夜のCXで放映していたMIGHTY CROWNのドキュメンタリーに感化されて「マイノリティの音楽にはまずは居場所!」とブラジリアン・バー「バハカォン」をオープンしたり、小さなアンプを購入するために手作りTシャツを量産したり、勢いでオーディションに応募したサマソニに出演したり、方向性の違いで胃が痛くなる様なケンカしたり、泣いたり、笑ったり、乾杯したり、恋したり、失恋した夜に月に叫びながら財布無くしたり、楽しくなり過ぎて海に飛び込んで携帯水没させたり、ネクスト・ジェネレーションを出産したりと、トライとエラーとハッピーを繰り返した5年間でしたが、僕らの目指した「ゆるやかな繋がりのサンバを軸にしたコミュニティの創出」へ少しずつ近づけている気がしています。
5月4日に開催した5周年イベント「mv5 ~majiでvagabundaな5周年~」は、後半からほとんどのメンバーの記憶が無い様な酒浸りのパーティでしたが、出演頂いた皆さん、遊びに来て頂いたみなさんのおかげて本当に楽しいパーティになりました。5周年はひとつの通過点に過ぎませんが、これからも肩にチカラを入れたり抜いたりしながらマイペースに活動して行きますので、また色々な場所、時間、シチュエーションの中、ハード・リカーで乾杯しましょう!

2012.05.13.sun 大岡川沿いの一室にて
O show tem que continuar.
G.R.B.P.mocidade vagabunda presidente
安田兄